阿波堀川(あわぼりがわ)は、かつて大阪府大阪市を流れていた運河。阿波座堀川とも呼ばれた。
地理
西横堀川の信濃橋下流側より分流し、西に向かって流れて百間堀川に注いでいた。長さは約1.1km。現在の西区西本町のうち、本町通 - 阿波堀通間にあたる。
歴史
下船場で最初に開削された人工の堀川で、北岸に本町通が通る。
- 1600年(慶長5年) 開削。
- 1624年(寛永元年) 太郎助橋上流側より北へ海部堀川開削。
- 1630年(寛永7年) 岡崎橋下流側より南へ薩摩堀川開削。
- 1956年(昭和31年) 埋立。
架かっていた橋
上流から
- 阿波堀橋(幸橋)
- 靱橋 - 四つ橋筋
- 花屋橋(新橋)
- 奈良屋橋(下奈良屋橋)
- 太郎助橋 - なにわ筋
- 松栄橋
- 岡崎橋 - あみだ池筋
- 豊橋 - 新なにわ筋
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(角川書店、1983年)
脚注
関連項目
- 阿波座



