薬祖神社(やくそじんじゃ)は、大阪府堺市堺区にある菅原神社の摂社。日本最古の薬祖神社といわれ、近年は癌封じの神として信仰を集める。
毎年11月23日にかけて行われる「薬祖祭」には、青竹酒神事(かっぽうざけしんじ)がおこなわれる。
祭神
- 少彦名命(すくなひこなのみこと)
- 神農大神(しんのうのおおかみ)
歴史
- 応永4年(1397年) - 明に遣明使を派遣した折に、神農の神像を得て堺の薬種商にさずけられ、神明町に薬祖神社として奉斎した。
- 享保6年(1721年) - 堺に薬種会所が設けられ、少彦名命を配祀し、商売繁盛・無病息災を祈願した。
- 文久2年(1862年) - 神明町より宿屋町に遷座された。
- 明治40年(1907年) - 菅原神社に合祀され、摂社として祀られる。
- 昭和20年(1945年) - 空襲で焼失。
- 昭和30年(1955年) - 本殿・拝殿が再建。
脚注
関連項目
- 薬祖神
外部リンク
- 菅原神社(公式サイト)




