ヴィルーパークシャ (Virūpākṣa) は、インド神話におけるアスラ及びラークシャサの名である。どのヴィルーパークシャも「様々な目をした者」「不格好な目をした者」という意味の名である。以下の3名について解説する。また、この他にもパーターラから大地を持ち上げた象の一つにもヴィルーパークシャというものがいる。
ダーナヴァ族
ヴィルーパークシャは、ダーナヴァ族出身でカシュヤパ仙とダヌの間の子として生まれたアスラである。
ダイティヤ族
ヴィルーパークシャは、ダイティヤ族の有力なアスラであるナラカの従者として活躍したアスラである。
ラークシャサ
ヴィルーパークシャは、ラークシャサの王ラーヴァナ側に立って戦ったラークシャサである。
脚注
参考文献
- 菅沼晃 編『インド神話伝説辞典』東京堂出版、1985年3月。ISBN 978-4-490-10191-1。 ※特に注記がなければページ番号は本文以降
関連項目
- 広目天 - 梵名の綴りも意味も全く同じである仏教の尊格
- ダーナヴァ
- ダイティヤ
- ダヌ (アスラ)
- ナラカ
- ヴィルーパークシャ(曖昧さ回避)

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