桂 富丸(かつら とみまる、1948年10月11日 - )は、東京都江東区深川出身、落語芸術協会所属の落語家。出囃子は『深川くづし(お富さん)』。本名∶松井 正夫。
来歴
東洋大学中退。
1970年12月、四代目桂米丸に入門、前座名・桂麦夫を名乗る。
1976年4月、二ツ目に昇進し、桂富丸と改名。
1985年5月、桂伸乃介と共に真打に昇進。
活動
米丸の弟子らしく、一貫して新作落語中心の高座を務めている。
人物
- 入門の際履歴書を持参した初めての人物だという。その後協会では履歴書持参が慣習になったとのこと。
- 1980年(昭和55年)11月、当時住んでいたアパートが全焼し、「戦後焼け出された落語家の第一号」になった。
脚注
参考文献
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編 編『古今東西落語家辞典』平凡社、1989年。ISBN 4-582-12612-X。
- 小島貞二、遠藤佳三、鈴木重夫『落語家面白名鑑』かんき出版、1982年。
外部リンク
- 桂富丸 - 落語芸術協会
- 桂富丸 - ボア エージェンシー




