三草山(みくさやま)は兵庫県加東市上三草にある標高423.9mの山。清水東条湖立杭県立自然公園内に位置し、源平の戦いである「三草山の戦い」で知られる。ふるさと兵庫100山のひとつに選ばれている。
概要
標高423.9m。播磨小富士とも呼ばれる。1184年、源義経が平資盛を夜半に襲撃した三草山合戦の戦場となった山。
三草(山口)、畑、鹿野を起点とする3ヶ所の登山道が整備されるが、山頂までは全5ルートあり、最短で登れる畑コースで約45分要。山頂には京都北野天満宮から勧請した三草山神社が鎮座する。山頂からは、淡路島、明石海峡大橋、西光寺山、多紀連山などが遠望できるほか、1980年の社町誕生25周年に設置された約1mの銅製の方位盤が設置され、全方位の地理が確認できる。2019年に入り、この方位盤がずれていると指摘する声があり、市職員ら2人が同年10月に調査をしたところ、2015年に盗難騒ぎがあり山中で発見されたが、復旧工事の際のミスでずれた可能性や寒暖差、風雨の影響で銅板が伸縮した可能性などが指摘された。
交通アクセス
自動車
- 山口登山口(昭和池堤防下)
- 中国自動車道「滝野社インターチェンジ」より10分
- 鹿野登山口
- 中国自動車道「滝野社インターチェンジ」より15分
- 畑登山口
- 中国自動車道「ひょうご東条インターチェンジ」より15分
関連項目
- 三草山 - 大阪府豊能郡能勢町と兵庫県川辺郡猪名川町との境に聳える564.0mの同名の山
脚注
外部リンク
- 加東市観光協会
- ひょうごツーリズム協会