ダニエル・ポンセデレオン(Daniel Ponce de Leon, 1992年1月16日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ラ・ミラダ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックス傘下所属。
経歴
プロ入り前
ラ・ミラダ高等学校在学中の2010年、MLBドラフト24巡目(全体731位)でタンパベイ・レイズから指名されたが契約を結ばず、アリゾナ大学に進学し大学野球に参加した。
アリゾナ大学初年度の2011年に3イニングだけ投げ、翌2012年にサイプレス大学に転校した。2012年はMLBドラフト38巡目(全体1162位)シンシナティ・レッズから指名されたがここでも契約を結ばず、翌2013年にヒューストン大学へ転入した。
2013年はMLBドラフト14巡目(全体408位)でシカゴ・カブスから指名され契約を結んだが、身体検査で肘の神経に問題があるとされ、ヒューストン大学に戻ることにした。全米大学体育協会はヒューストン大学に戻ることはできないと判断し、ポンセデレオンはエンブリー・リドル航空大学へ転校した。
プロ入りとカージナルス時代
2014年のMLBドラフト9巡目(全体285位)でセントルイス・カージナルスから指名され、契約を結んだ。契約後の6月20日にカージナルス傘下のA-級ステート・カレッジ・スパイクスでプロデビュー。この年はA-級で12登板(10先発)し、防御率2.44を記録した。
2015年はA級ピオリア・チーフスでシーズン開幕を迎え、13先発・防御率2.47を記録。7月にA 級パームビーチ・カージナルスに昇格して、7登板(6先発)・防御率1.49を記録した。
2016年はAA級スプリングフィールド・カージナルスでシーズン開幕を迎え、27先発・防御率3.52を記録した。
2017年はAAA級メンフィス・レッドバーズでシーズン開幕を迎え、6先発・防御率2.17を記録した。同シーズン中最後の登板となった5月9日のアイオワ・カブスとの試合中、ビクター・カラティーニのライナー性の打球が頭部を直撃し、頭蓋骨骨折と急性硬膜下血腫を受傷。緊急手術となり、2週間集中治療室で治療を行った。手術から3週間後に退院したが、シーズンの残りは全休となった。
2018年のスプリングトレーニングでケガから復帰し、チームに合流した。シーズン開幕はAAA級メンフィスで迎えた。6月11日にメジャー昇格を果たしたものの、登板せずAAA級メンフィスに戻された。7月23日に再びメジャー昇格し、同日のレッズ戦でメジャー初登板・初先発。この試合では7.0回を投げて無安打・無失点の内容であったが、チームは9回に逆転負けとなり勝利投手とはならなかった。
2019年は13試合(うち先発8)、2020年は9試合(うち先発8)に登板し、それぞれ1勝を挙げた。
2021年は主にリリーフとして24試合に登板したが、防御率6点台と成績が悪化し、9月20日にDFAとなり、23日に自由契約となった。
エンゼルス傘下時代
2022年1月24日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加したが、4月3日に自由契約となった。
マリナーズ傘下時代
2022年4月9日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。開幕はAAA級タコマ・レイニアーズで迎え、16試合に先発登板したが、5勝8敗、防御率7.95という成績に終わり、7月17日に自由契約となった。
ナショナルズ傘下時代
2022年7月22日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。AAA級ロチェスター・レッドウィングスで7試合に先発登板し、1勝3敗、防御率5.65を記録した。9月5日に自由契約となった。
タイガース傘下時代
2022年9月9日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ。AAA級トレド・マッドヘンズで3試合に先発登板し、3勝0敗、防御率1.69を記録した。11月10日にFAとなった。
ホワイトソックス傘下時代
2023年4月12日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ。
詳細情報
年度別投手成績
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2021年度シーズン終了時
背番号
- 62(2018年 - 2020年)
- 32(2021年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 P
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Daniel Poncedeleon stats MiLB.com (英語)
- Daniel Poncedeleon (@_ponce14) - X(旧Twitter)



