日島村(ひのしまむら)は、長崎県南松浦郡にあった村。五島列島のうち日島ほか周辺島嶼部、および若松島の西部を主な村域とした。1956年(昭和31年)に若松島内の東隣に位置する若松村と新設合併し町制施行。若松町となった。
現在は新上五島町の一部となっている。
地理
五島列島のうち日島(日ノ島、日之島とも)、有福島、漁生浦島および若松島の西部を主な村域とする。
- 島嶼:相ノ島、龍宮小島
- 山:バンヤノ峠(祇園山)、馬頭山、若松越
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南松浦郡日島村が単独村制にて発足。
- 1897年(明治30年) - 村役場を日島郷から漁生浦郷に移転。
- 1956年(昭和31年)9月25日 - 若松村と合併し町制施行。若松町が発足し、日島村は自治体として消滅。
地名
郷を行政区域とする。日島村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。
- 有福郷(ありふく)
- 榊ノ浦郷(さかきのうら)
- 日島郷
- 間伏郷(まぶし)
- 漁生浦郷(りょうせがうら)
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
関連項目
- 長崎県の廃止市町村一覧




